命の尊さについて

”いのち”の大切さを忘れないで!!

松浦 宇利
昭和62年5月27日生

松浦家の三男として生まれ、わずか5歳でこの世を去った。
まだしたい事がたくさんあったろうに・・・。
親として守る事ができなかった、
抱きしめておけばよかった!・・・。
あのとき・・・。
ごめんね、たかちゃん!

私の三男 たかとし は
平成4年11月28日 午後6:10
横断歩道を手を上げてわたっていた。
猛スピードで前方不注意の自動車に跳ね上げられた!!
何で死んだの!何で死んじゃったの!!!
そして病院で午前3:18、天に召される。

あれから毎晩、あの子が亡くなった時間に
決まって目がさめる。
枕をぬらして。
何で死んじゃったの・・・。

たかちゃんが好きだったこの曲[トトロの挿入歌・散歩]は
お葬式の時流れていた曲。
たくさんのお友達に見送られながら・・・。
この曲を聴くと、今でも涙してしまう。
そして、あの子と同い年の少年を見る時も涙が頬を伝って行く。

守れなかった、母としての資格がない。と
自分を責める毎日。
毎日朝な夕な仏壇に手を合わせ
「どうして死んじゃったの・・ママもそばに行きたい・・。」
とそんなある日、そばで手を合わせていた次男が
「ママが死んじゃったら、僕はどうしたら言いの?」
と、真顔で私の目を見た。
”ハッ!私はこの子達がいる。がんばらねば!”と
次男の言葉に”命”の大切さを知る。
こうしてはいられない。
あの子の分もがんばって生きなくちゃ!・・

今、私は前向きにがんばっている。
心の中で生きている宇利と共に!

このページを作りながら目が涙でかすんでしまい
充分にこの気持ちをお伝えできませんでした。

最近の悲しい事件の多さに困惑し、涙してしまいます。
我が子を虐待する悲しい、荒んだご両親に是非
子供を亡くす辛い気持ちを知って欲しいと思います。
我が子がおなかにいたときの幸せに満ちたあの幸福感を思いだして!そして
”いのち”の大切さを忘れないで!!

作文「ぼくの宝物」

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