「環境教育」・「命の教育」=「もったいない教育」の推進
地球上に広がる諸問題は今ではグローバル化しており、森林問題・農業問題・地球温暖化・食の安全・少子高齢化問題・福祉問題・子育て問題・思春期相談:自殺問題・同和問題などなど、それぞれ全てリンクした問題で、総合的に考えるべきでしょう。それには、次世代の子供たちに「環境教育」「命の教育」=「もったいない教育」の場を設けるべきと考えます。
その方法として、市民団体や地域の方々の協力を得て、子ども達に、総合学習の授業の時間や、週末の土曜日を利用した時間を、地球環境の問題を身近に出来る事から、体で学ぶ事から、と体験型自然学習教育が理想です。
そして、そのテーマは「リデユース・リユース」であることです。地球上の資源が枯渇化している状況で、リサイクルに費やすエネルギーや資源のことを考えると、これからはリサイクルよりも、資源を大切に最後まで使いきるリデユースや繰り返し使うリユース=「もったいない教育」が必須になってくる想いからです。
そのためには、限りある自然と資源を大切に、そして最後まで使いきる生活、「もったいない」という意識つくりが定着するような活動を基本にすべきでしょう。
(参考例は当会のHPで紹介しています。
http://ganbarokai.web.infoseek.co.jp/candle2006.htm ピースロウソクやっちろ版)
生態系の基礎は「互いに生かされている命」の価値を学び、また、「生かされている命」に「感謝」することで、人にも思いやりの心が育ち、命を大切にすることを、一番大切なこととして教えていくべきだと思います。
地元八代市でも、先月開設された、ホットステーション「クローバー」での思春期相談室や、開局20年にもなる「熊本いのちの電話」など、子ども達の心のサポート体制が支流になる事は、相談される側にとっても勉強になるし、とてもいいことではありますが、このような心のケアーを深刻に考える場所の開設は、昔は考えられなかったこととして、少々悲しい事ですね。
「人」としての基本は、家庭・親の愛情だと思います。親としての「義務」として、子どもを愛し、守り、しつけ、そして叱る教育をし、地域活動・自然体験への参加をしながら、「命」の教育をして欲しいと思います。そうなると、この教育は,親子で参加が必要になっては来ますが・・・・。大人よ、しっかりしてくれ!!